CUSUM管理図を作成

基準平均からのずれを累積し、小さく持続的な変化を調べます。

ガイド · 工程管理(SPC) · 読了目安4分

アプリのコマンド名、ワークシートの識別子、サンプルデータの値は原文のまま表示されます。スクリーンショット、グラフ、ダウンロードファイルは英語です。例では英語の元の数値表記を保持しており、小数点にはピリオド、桁区切りにはカンマを使用しています。

例: 接着剤の吐出質量

組立セルで10分ごとに、接着剤の一回の吐出全量を量ります。同じノズルと接着剤グレードによる120回の確認値を含む例です。

吐出質量の例をダウンロード(英語CSV)

Help と同じ例です。 dispense_mass_g には容器を除く接着剤の質量がグラム単位で入っています。指定した目標は8.000 g、過去の標準偏差は0.050 gです。

1. 作業環境を作成

サイドバーで Process control を開き、 CUSUM Chart を選択して分析に名前を付けます。 New blank worksheet 、 Create analysis を選択します。

2. データをインポート

Worksheet で Import を選択します。ダウンロードしたファイルを選択するか、その内容を貼り付けます。区切り文字を Comma にし、 Decimal dot を使用して、 First row contains column names にチェックを入れます。プレビューを確認し、 Import into worksheet を選択します。行は収集順に保ちます。

3. 入力列を割り当て

Inputs で列の選択欄から、 dispense_mass_g を Measurements に割り当てます。 Subgroup ID は空欄のままにし、読取値を収集順に保ちます。

4. 目標とCUSUMのオプションを設定

CUSUM chart で Tabular を選択します。 Decision interval (h) に4、 Reference value (k) に0.5を入力します。 Target mean に8.000、 Known process standard deviation (σ) に0.050を入力します。どちらもグラム単位です。 Head start (FIR) を0に設定します。

指定した標準偏差をそのまま使用するため、この例では推定方法の指定は不要です。 Reference value (k) は、ずれを累積する前に差し引く許容分です。 Head start (FIR) は累積の初期値であり、0では初期の加算なしで開始します。

CUSUM Chart: 例の列の割り当てと設定を表示したInputs画面
質量の列、指定した目標と標準偏差、表形式CUSUMの設定を示すInputs画面(英語)。 画像を原寸で表示 (新しいタブで開きます)

5. 分析を実行

Run analysis を選択し、 Results を開きます。

6. 結果を解釈

  1. 二つの線を理解

    上側CUSUMと下側CUSUMは、指定した目標8 gより上と下へのずれをそれぞれ累積します。線が判定境界を超えることには複数の読取値が関わるため、超える前に何が起きたかを確認してください。

  2. 最初に境界を超える点を探す

    下側CUSUMは観測69で初めて境界を超え、70も検出され、73から120までは境界を超えたままです。上側CUSUMは境界を超えません。読取値の累積により、目標から下方にずれている証拠が示されています。

    表形式CUSUM管理図(元のグラフは英語)
    グラム単位の上側と下側の累積偏差。判定境界は±0.200 gです(元のグラフは英語)。 グラフを原寸で表示 (新しいタブで開きます)
  3. 基準と境界を確認

    目標は8.000 g、指定した標準偏差は0.050 gです。h = 4では判定境界は±0.200 gになります。これらは累積したずれの境界であり、個々の吐出の合否判定限界ではありません。50件のシグナル記録は継続するずれを表し、独立した50回の不良吐出を表すものではありません。

  4. 調査対象を判断

    観測69付近の吐出と運転の記録を、累積に寄与したそれ以前の読取値も含めて追跡します。調査結果を記録してください。製品の合否判断とCUSUMのシグナルは分けて扱います。この管理図だけでは原因は特定できません。

詳細:各結果セクションを確認

完全な結果表は、Helpと同じく有効数字六桁で表示されます。

CUSUMの要約

既知の標準偏差は0.050 g、基準値kは0.5、判定区間hは4で、初期の加算はありません。表形式の管理図は累積偏差をグラム単位で表示するため、判定境界は±0.200 g(h × 標準偏差)です。標本平均は約7.9718 gですが、指定した目標を置き換えるものではありません。

CUSUMの要約 · 11行
統計量/設定値
観測数 / 群数120
管理図の形式tabular
k0.5
h4
目標値8
目標値の取得元指定値
平均7.97178
平均の取得元推定値
シグマ0.05
シグマの取得元指定値
FIR初期値(ヘッドスタート)0

表形式CUSUMの値と限界

各行には、元の読取値と上側・下側の累積CUSUMを示しています。値はグラム単位です。観測69より前の下側の累積を追跡してください。観測された標本平均は、指定した目標を置き換えるものではありません。

表形式CUSUMの値と限界 · 120行
観測/群ラベル群の大きさ値標準化値各点の標準偏差CUSUM+CUSUM−上限下限上側シグナル下側シグナル
1—18.0881.760.050.06300.2-0.2なしなし
2—17.974-0.520.050.012-0.0010.2-0.2なしなし
3—18.0410.820.050.02800.2-0.2なしなし
4—18.0480.960.050.05100.2-0.2なしなし
5—17.929-1.420.050-0.0460.2-0.2なしなし
6—17.988-0.240.050-0.0330.2-0.2なしなし
7—17.977-0.460.050-0.0310.2-0.2なしなし
8—17.95-10.050-0.0560.2-0.2なしなし
9—18.0060.120.050-0.0250.2-0.2なしなし
10—17.937-1.260.050-0.0630.2-0.2なしなし
11—18.0180.360.050-0.020.2-0.2なしなし
12—18.0020.040.05000.2-0.2なしなし
13—17.957-0.860.050-0.0180.2-0.2なしなし
14—17.963-0.740.050-0.030.2-0.2なしなし
15—18.0410.820.050.01600.2-0.2なしなし
16—17.979-0.420.05000.2-0.2なしなし
17—17.982-0.360.05000.2-0.2なしなし
18—18.0040.080.05000.2-0.2なしなし
19—17.991-0.180.05000.2-0.2なしなし
20—18.0420.840.050.01700.2-0.2なしなし
21—18.0390.780.050.03100.2-0.2なしなし
22—18.0320.640.050.03800.2-0.2なしなし
23—17.983-0.340.05000.2-0.2なしなし
24—17.97-0.60.050-0.0050.2-0.2なしなし
25—17.976-0.480.050-0.0040.2-0.2なしなし
26—18.010.20.05000.2-0.2なしなし
27—17.911-1.780.050-0.0640.2-0.2なしなし
28—18.0490.980.050.02400.2-0.2なしなし
29—17.991-0.180.05000.2-0.2なしなし
30—17.896-2.080.050-0.0790.2-0.2なしなし
31—18.0140.280.050-0.040.2-0.2なしなし
32—17.965-0.70.050-0.050.2-0.2なしなし
33—18.0130.260.050-0.0120.2-0.2なしなし
34—17.97-0.60.050-0.0170.2-0.2なしなし
35—18.0120.240.05000.2-0.2なしなし
36—17.98-0.40.05000.2-0.2なしなし
37—17.929-1.420.050-0.0460.2-0.2なしなし
38—17.98-0.40.050-0.0410.2-0.2なしなし
39—17.963-0.740.050-0.0530.2-0.2なしなし
40—17.969-0.620.050-0.0590.2-0.2なしなし
41—17.997-0.060.050-0.0370.2-0.2なしなし
42—17.946-1.080.050-0.0660.2-0.2なしなし
43—17.997-0.060.050-0.0440.2-0.2なしなし
44—18.0741.480.050.04900.2-0.2なしなし
45—17.957-0.860.050-0.0180.2-0.2なしなし
46—18.0911.820.050.06600.2-0.2なしなし
47—17.846-3.080.050-0.1290.2-0.2なしなし
48—18.0761.520.050.051-0.0280.2-0.2なしなし
49—17.901-1.980.050-0.1020.2-0.2なしなし
50—18.0310.620.050.006-0.0460.2-0.2なしなし
51—18.0941.880.050.07500.2-0.2なしなし
52—17.975-0.50.050.025-3.53884e-160.2-0.2なしなし
53—17.954-0.920.050-0.0210.2-0.2なしなし
54—17.979-0.420.050-0.0170.2-0.2なしなし
55—18.0671.340.050.04200.2-0.2なしなし
56—18.0060.120.050.02300.2-0.2なしなし
57—18.0020.040.051.06165e-1500.2-0.2なしなし
58—17.935-1.30.050-0.040.2-0.2なしなし
59—18.0661.320.050.04100.2-0.2なしなし
60—18.0621.240.050.07800.2-0.2なしなし
61—17.929-1.420.050-0.0460.2-0.2なしなし
62—17.983-0.340.050-0.0380.2-0.2なしなし
63—17.938-1.240.050-0.0750.2-0.2なしなし
64—17.947-1.060.050-0.1030.2-0.2なしなし
65—17.997-0.060.050-0.0810.2-0.2なしなし
66—17.962-0.760.050-0.0940.2-0.2なしなし
67—17.939-1.220.050-0.130.2-0.2なしなし
68—17.979-0.420.050-0.1260.2-0.2なしなし
69—17.884-2.320.050-0.2170.2-0.2なし判定区間を超過
70—17.979-0.420.050-0.2130.2-0.2なし判定区間を超過
71—17.995-0.10.050-0.1930.2-0.2なしなし
72—17.976-0.480.050-0.1920.2-0.2なしなし
73—17.903-1.940.050-0.2640.2-0.2なし判定区間を超過
74—17.999-0.020.050-0.240.2-0.2なし判定区間を超過
75—17.894-2.120.050-0.3210.2-0.2なし判定区間を超過
76—17.919-1.620.050-0.3770.2-0.2なし判定区間を超過
77—17.862-2.760.050-0.490.2-0.2なし判定区間を超過
78—17.948-1.040.050-0.5170.2-0.2なし判定区間を超過
79—17.967-0.660.050-0.5250.2-0.2なし判定区間を超過
80—18.0941.880.050.069-0.4060.2-0.2なし判定区間を超過
81—17.906-1.880.050-0.4750.2-0.2なし判定区間を超過
82—17.952-0.960.050-0.4980.2-0.2なし判定区間を超過
83—18.0010.020.050-0.4720.2-0.2なし判定区間を超過
84—17.935-1.30.050-0.5120.2-0.2なし判定区間を超過
85—18.0420.840.050.017-0.4450.2-0.2なし判定区間を超過
86—17.979-0.420.050-0.4410.2-0.2なし判定区間を超過
87—17.936-1.280.050-0.480.2-0.2なし判定区間を超過
88—17.921-1.580.050-0.5340.2-0.2なし判定区間を超過
89—18.0020.040.050-0.5070.2-0.2なし判定区間を超過
90—17.901-1.980.050-0.5810.2-0.2なし判定区間を超過
91—18.0711.420.050.046-0.4850.2-0.2なし判定区間を超過
92—17.89-2.20.050-0.570.2-0.2なし判定区間を超過
93—17.922-1.560.050-0.6230.2-0.2なし判定区間を超過
94—17.96-0.80.050-0.6380.2-0.2なし判定区間を超過
95—17.939-1.220.050-0.6740.2-0.2なし判定区間を超過
96—17.81-3.80.050-0.8390.2-0.2なし判定区間を超過
97—17.911-1.780.050-0.9030.2-0.2なし判定区間を超過
98—17.933-1.340.050-0.9450.2-0.2なし判定区間を超過
99—17.956-0.880.050-0.9640.2-0.2なし判定区間を超過
100—17.912-1.760.050-1.0270.2-0.2なし判定区間を超過
101—17.944-1.120.050-1.0580.2-0.2なし判定区間を超過
102—17.926-1.480.050-1.1070.2-0.2なし判定区間を超過
103—17.972-0.560.050-1.110.2-0.2なし判定区間を超過
104—17.924-1.520.050-1.1610.2-0.2なし判定区間を超過
105—17.97-0.60.050-1.1660.2-0.2なし判定区間を超過
106—17.899-2.020.050-1.2420.2-0.2なし判定区間を超過
107—17.97-0.60.050-1.2470.2-0.2なし判定区間を超過
108—18.0050.10.050-1.2170.2-0.2なし判定区間を超過
109—18.0020.040.050-1.190.2-0.2なし判定区間を超過
110—17.952-0.960.050-1.2130.2-0.2なし判定区間を超過
111—17.941-1.180.050-1.2470.2-0.2なし判定区間を超過
112—17.953-0.940.050-1.2690.2-0.2なし判定区間を超過
113—17.986-0.280.050-1.2580.2-0.2なし判定区間を超過
114—17.907-1.860.050-1.3260.2-0.2なし判定区間を超過
115—17.932-1.360.050-1.3690.2-0.2なし判定区間を超過
116—18.0350.70.050.01-1.3090.2-0.2なし判定区間を超過
117—17.866-2.680.050-1.4180.2-0.2なし判定区間を超過
118—17.967-0.660.050-1.4260.2-0.2なし判定区間を超過
119—17.928-1.440.050-1.4730.2-0.2なし判定区間を超過
120—17.936-1.280.050-1.5120.2-0.2なし判定区間を超過

管理図シグナルの詳細

下側CUSUMは69で初めて境界を超え、70も検出され、73から120までは区間外にとどまります。上側は境界を超えません。連続した行は証拠の累積を表し、独立した不良吐出を表すものではありません。

管理図シグナルの詳細 · 50行
観測/群管理図規則
101CUSUM-判定区間を超過
102CUSUM-判定区間を超過
103CUSUM-判定区間を超過
104CUSUM-判定区間を超過
105CUSUM-判定区間を超過
106CUSUM-判定区間を超過
107CUSUM-判定区間を超過
108CUSUM-判定区間を超過
109CUSUM-判定区間を超過
110CUSUM-判定区間を超過
111CUSUM-判定区間を超過
112CUSUM-判定区間を超過
113CUSUM-判定区間を超過
114CUSUM-判定区間を超過
115CUSUM-判定区間を超過
116CUSUM-判定区間を超過
117CUSUM-判定区間を超過
118CUSUM-判定区間を超過
119CUSUM-判定区間を超過
120CUSUM-判定区間を超過
69CUSUM-判定区間を超過
70CUSUM-判定区間を超過
73CUSUM-判定区間を超過
74CUSUM-判定区間を超過
75CUSUM-判定区間を超過
76CUSUM-判定区間を超過
77CUSUM-判定区間を超過
78CUSUM-判定区間を超過
79CUSUM-判定区間を超過
80CUSUM-判定区間を超過
81CUSUM-判定区間を超過
82CUSUM-判定区間を超過
83CUSUM-判定区間を超過
84CUSUM-判定区間を超過
85CUSUM-判定区間を超過
86CUSUM-判定区間を超過
87CUSUM-判定区間を超過
88CUSUM-判定区間を超過
89CUSUM-判定区間を超過
90CUSUM-判定区間を超過
91CUSUM-判定区間を超過
92CUSUM-判定区間を超過
93CUSUM-判定区間を超過
94CUSUM-判定区間を超過
95CUSUM-判定区間を超過
96CUSUM-判定区間を超過
97CUSUM-判定区間を超過
98CUSUM-判定区間を超過
99CUSUM-判定区間を超過
100CUSUM-判定区間を超過
  • シグナルの観測番号は1から表示されます。

7. レポートを作成

Tabular CUSUM chart 、 CUSUM summary 、 Tabular CUSUM values and limits 、 Control chart signal details を保存します。目標と過去の標準偏差を記録し、観測69付近と、そこに至る読取値についての調査も含めます。元のレポートとグラフは英語です。

完了した分析で Add to report を選択します。続いて Choose individual items and advanced options を開いて表とグラフを選び、 Add to draftを選択します。非表示の項目は保存済みの分析に残ります。

レポート名を入力し、調査の目的と解釈を追加します。 Saveで保存し、 Previewで内容を確認して、 Export → Download HTMLを選択します。以下の例には、画面外の結果も含め、選択した内容全体が含まれます。

このレポートはアプリで生成されており、内容は英語です。 このHelp例でアプリが出力した全内容。該当する表、グラフ、分析時の注記を含みます。 レポートの数値は、アプリの表示桁数に合わせています。エクスポートされたグラフは静的なグラフです。画面幅が狭い場合は、幅の広いグラフや表を横にスクロールできます。
レポートの例を見る: 接着剤の吐出質量の小さな変化を監視

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