二つの分散を比較

独立し、おおむね正規分布に従う二つの標本から、ばらつきの比を推定します。

ガイド · 基本統計 · 読了目安4分

アプリのコマンド名、ワークシートの識別子、サンプルデータの値は原文のまま表示されます。スクリーンショット、グラフ、ダウンロードファイルは英語です。例では英語の元の数値表記を保持しており、小数点にはピリオド、桁区切りにはカンマを使用しています。

例: 既存と変更後の切断治具

独立した短冊試料70本を使用し、各治具で35本ずつ切断しています。

サンプルデータをダウンロード(CSV、列名は英語)

Help と同じ例を使用しています。CSVをインポートして手順を進めるか、Helpの Open example in a practice copy で入力値をあらかじめ設定します。

1. ワークスペースを作成

サイドバーで Basic Statistics を開き、Variances: Two-Sample (F) を選択します。分析を作成して名前を入力し、New blank worksheet を選んで、Create analysis を選択します。

2. サンプルデータをインポート

上のCSVをダウンロードし、ワークシートにインポートします。区切り文字に Comma、小数点に Dot を選び、First row contains column names を選択します。

3. 入力列を割り当て

Inputs で、sample_1 を Sample 1、sample_2 を Sample 2 に割り当てます。標本1は既存の治具、標本2は変更後の治具で切断した長さです。それぞれ異なる短冊試料を測定しています。各標本列には、独立した短冊試料35本の測定値が入っています。その標本に属さない行の空欄は意図的なもので、ワークシートの行は対応のある組を定義していません。

4. 検定を設定

Significance level (α) に 0.05 を入力します。Alternative hypothesis に Two-sided を選択します。

Variances: Two-Sample (F): 例の列の割り当てと設定を表示したInputs画面
分析実行前のサンプル列と設定を示す英語のInputs画面。 画像を原寸で表示 (新しいタブで開きます)

5. 分析を実行

Run analysis を選択し、Results を開きます。

6. 結果を解釈

  1. 比の方向を明確にする

    各治具について、独立した短冊試料35本の長さをmm単位で測定しています。比は、既存の治具の分散を変更後の治具の分散で割った値です。比較するのはばらつきであり、平均切断長ではありません。

  2. 標本の散らばりを確認

    既存の治具のSDは約0.1372 mm、変更後の治具のSDは0.0840 mmです。分散はSDの二乗で、単位はmm²です。

  3. 比と区間を確認

    分散比は2.6675、95%区間は1.3465–5.2846です。区間全体が1より上にあり、p = 0.005338です。検定の仮定の下で、既存の治具の方が変動が大きいことを示す証拠があります。分散比はSD比とは異なります。

  4. 対応する前に条件を確認

    アプリの警告には、F検定が正規性を仮定すると記載されています。標本の分布の形と、材料や測定条件が比較可能かを確認します。変更後の治具の標本の変動は小さくなっていますが、この比較だけでは理由を特定できません。

詳細:各結果セクションを確認

完全な結果表は、Helpと同じく有効数字六桁で表示されます。

二標本F検定

F統計量は分散比(A / B)に等しく、A = 標本1、B = 標本2です。分子と分母の自由度は、どちらも34です。p値は、独立した正規標本の下で母分散が等しいという仮説を検定します。有意水準と対立仮説には、両側検定の設定が記録されます。信頼区間の下限と上限は、95%の分散比区間の両端を示します。

二標本F検定 · 9行
統計量値
F統計量2.6675
分散比(A / B)2.6675
分子の自由度34
分母の自由度34
p値0.00533809
α0.05
対立仮説両側
信頼区間の下限1.34646
信頼区間の上限5.28464
  • 分散は等しくないと考えられます(p=0.00534)。
  • 分散比の95%両側信頼区間。

標本の要約

標本Aは既存の治具、Bは変更後の治具です。nは、それぞれ異なる短冊試料35本の数を示します。平均はmm単位の長さ、SDはmm単位の散らばり、分散はmm²単位の散らばりを表します。検定で比較するのは最後の列であり、平均ではありません。

標本の要約 · 2行
標本n平均標準偏差(SD)分散
A35250.0150.1371850.0188197
B35250.0110.0839950.00705516

7. レポートを作成

Two-sample F-test、Sample summaries の全体と、比の方向、正規性に関する警告を残します。短冊試料の長さの単位を含め、分散比とSD比を区別します。

完了した分析で Add to report を選択します。続いて Choose individual items and advanced options を開いて表とグラフを選び、 Add to draftを選択します。非表示の項目は保存済みの分析に残ります。

レポート名を入力し、調査の目的と解釈を追加します。 Saveで保存し、 Previewで内容を確認して、 Export → Download HTMLを選択します。以下の例には、画面外の結果も含め、選択した内容全体が含まれます。

このレポートはアプリで生成されており、内容は英語です。 このHelp例でアプリが出力した全内容。該当する表、グラフ、分析時の注記を含みます。 レポートの数値は、アプリの表示桁数に合わせています。エクスポートされたグラフは静的なグラフです。画面幅が狭い場合は、幅の広いグラフや表を横にスクロールできます。
レポートの例を見る: 二つの治具の切断のばらつきを比較

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