アプリのコマンド名、ワークシートの識別子、サンプルデータの値は原文のまま表示されます。スクリーンショット、グラフ、ダウンロードファイルは英語です。例では英語の元の数値表記を保持しており、小数点にはピリオド、桁区切りにはカンマを使用しています。
例: 既存と変更後の切断治具
独立した短冊試料70本を使用し、各治具で35本ずつ切断しています。
サンプルデータをダウンロード(CSV、列名は英語)Help と同じ例を使用しています。CSVをインポートして手順を進めるか、Helpの Open example in a practice copy で入力値をあらかじめ設定します。
1. ワークスペースを作成
サイドバーで Basic Statistics を開き、Variances: Two-Sample (F) を選択します。分析を作成して名前を入力し、New blank worksheet を選んで、Create analysis を選択します。
2. サンプルデータをインポート
上のCSVをダウンロードし、ワークシートにインポートします。区切り文字に Comma、小数点に Dot を選び、First row contains column names を選択します。
3. 入力列を割り当て
Inputs で、sample_1 を Sample 1、sample_2 を Sample 2 に割り当てます。標本1は既存の治具、標本2は変更後の治具で切断した長さです。それぞれ異なる短冊試料を測定しています。各標本列には、独立した短冊試料35本の測定値が入っています。その標本に属さない行の空欄は意図的なもので、ワークシートの行は対応のある組を定義していません。
4. 検定を設定
Significance level (α) に 0.05 を入力します。Alternative hypothesis に Two-sided を選択します。

5. 分析を実行
Run analysis を選択し、Results を開きます。
6. 結果を解釈
比の方向を明確にする
各治具について、独立した短冊試料35本の長さをmm単位で測定しています。比は、既存の治具の分散を変更後の治具の分散で割った値です。比較するのはばらつきであり、平均切断長ではありません。
標本の散らばりを確認
既存の治具のSDは約0.1372 mm、変更後の治具のSDは0.0840 mmです。分散はSDの二乗で、単位はmm²です。
比と区間を確認
分散比は2.6675、95%区間は1.3465–5.2846です。区間全体が1より上にあり、p = 0.005338です。検定の仮定の下で、既存の治具の方が変動が大きいことを示す証拠があります。分散比はSD比とは異なります。
対応する前に条件を確認
アプリの警告には、F検定が正規性を仮定すると記載されています。標本の分布の形と、材料や測定条件が比較可能かを確認します。変更後の治具の標本の変動は小さくなっていますが、この比較だけでは理由を特定できません。
詳細:各結果セクションを確認
完全な結果表は、Helpと同じく有効数字六桁で表示されます。
二標本F検定
F統計量は分散比(A / B)に等しく、A = 標本1、B = 標本2です。分子と分母の自由度は、どちらも34です。p値は、独立した正規標本の下で母分散が等しいという仮説を検定します。有意水準と対立仮説には、両側検定の設定が記録されます。信頼区間の下限と上限は、95%の分散比区間の両端を示します。
| 統計量 | 値 |
|---|---|
| F統計量 | 2.6675 |
| 分散比(A / B) | 2.6675 |
| 分子の自由度 | 34 |
| 分母の自由度 | 34 |
| p値 | 0.00533809 |
| α | 0.05 |
| 対立仮説 | 両側 |
| 信頼区間の下限 | 1.34646 |
| 信頼区間の上限 | 5.28464 |
- 分散は等しくないと考えられます(p=0.00534)。
- 分散比の95%両側信頼区間。
標本の要約
標本Aは既存の治具、Bは変更後の治具です。nは、それぞれ異なる短冊試料35本の数を示します。平均はmm単位の長さ、SDはmm単位の散らばり、分散はmm²単位の散らばりを表します。検定で比較するのは最後の列であり、平均ではありません。
| 標本 | n | 平均 | 標準偏差(SD) | 分散 |
|---|---|---|---|---|
| A | 35 | 250.015 | 0.137185 | 0.0188197 |
| B | 35 | 250.011 | 0.083995 | 0.00705516 |
7. レポートを作成
Two-sample F-test、Sample summaries の全体と、比の方向、正規性に関する警告を残します。短冊試料の長さの単位を含め、分散比とSD比を区別します。
完了した分析で Add to report を選択します。続いて Choose individual items and advanced options を開いて表とグラフを選び、 Add to draftを選択します。非表示の項目は保存済みの分析に残ります。
レポート名を入力し、調査の目的と解釈を追加します。 Saveで保存し、 Previewで内容を確認して、 Export → Download HTMLを選択します。以下の例には、画面外の結果も含め、選択した内容全体が含まれます。