アプリのコマンド名、ワークシートの識別子、サンプルデータの値は原文のまま表示されます。スクリーンショット、グラフ、ダウンロードファイルは英語です。例では英語の元の数値表記を保持しており、小数点にはピリオド、桁区切りにはカンマを使用しています。
例: 四つのステーションの組立トルク
四つのステーションからそれぞれ30個、合計120個の異なる組立品を使用します。
例のデータをダウンロード(CSV、列名は英語)Help で使用している例と同じです。CSVをインポートして手順に沿って操作するか、Helpの Open example in a practice copy を使用して入力値をあらかじめ設定します。
1. ワークスペースを作成
サイドバーで Basic Statistics を開き、Equal Variances を選択します。分析を作成して名前を付け、New blank worksheet を選択してから Create analysis を選択します。
2. 例のデータをインポート
上のCSVをダウンロードし、ワークシートにインポートします。区切り文字は Comma、小数点記号は Dot を選択し、First row contains column names を指定します。
3. 入力列を割り当て
Inputs で、Response に applied_torque_nm、Factor に station を割り当てます。各行には、一つの組立品のトルクと、そのトルクを加えたステーションが記録されています。
4. 検定を設定
Test method で Levene (mean-centered) を選択し、Significance level (α) に 0.05 を入力します。

5. 分析を実行
Run analysis を選択し、Results を開きます。
6. 結果を解釈
問いを確認
四つのステーションに、それぞれ異なる30個の組立品があります。Levene検定は、ステーション間のトルクのばらつきを比較するもので、平均トルクの比較ではありません。ここでは、平均を中心とするLevene検定で、各測定値と、そのステーションの平均との差の絶対値を比較します。
全体の結果を確認
Levene統計量は12.9749、p = 2.286 × 10⁻⁷です。5%水準で、母分散が異なることを示す証拠があります。全体の検定では、差がある組み合わせをすべて特定することはできません。
ばらつきが大きい箇所を確認
Station_3の標準偏差(SD)は約0.1370 N·mです。他のステーションは0.0427から0.0675 N·mの範囲です。各ステーションに30個の測定値があるので、大きなばらつきの調査はStation_3から始めるとよいでしょう。
ステーションを調査
Station_3の設定、製品構成、測定条件を確認します。これらの結果はばらつきの違いがある箇所を示しますが、物理的な原因や、すべてのトルクが要求値を満たすかどうかまでは判断できません。
詳細:各結果セクションを確認
完全な結果表は、Helpと同じく有効数字六桁で表示されます。
等分散性の検定
「方法」は、平均を中心とするLevene検定を記録します。統計量とp値は、等分散性の検定結果を要約します。DF1は四つの群に対して3、DF2は120個の測定値に対して116です。「群数」「総N」「α」は、調査と5%の検定基準を記録します。
| 統計量 | 値 |
|---|---|
| 方法 | Levene(平均中心) |
| 統計量 | 12.9749 |
| p値 | 2.28649e-7 |
| DF1 | 3 |
| DF2 | 116 |
| 群数 | 4 |
| 総N | 120 |
| α | 0.05 |
| 判定 | 分散は等しくないと考えられます。 |
- 分散が異なる複数の平均を比較する場合は、Welchの分散分析(ANOVA)を検討します。
群別の要約
「群」はステーション、nは組立品の数です。平均はN·m単位のトルク、標準偏差(SD)はN·m単位のばらつきです。この検定はばらつきを対象とするため、平均が似ていても、ばらつきが似ているとは限りません。
| 群 | n | 平均 | 標準偏差(SD) |
|---|---|---|---|
| Station_4 | 30 | 3.4902 | 0.0674789 |
| Station_2 | 30 | 3.50983 | 0.0609398 |
| Station_1 | 30 | 3.4951 | 0.0427377 |
| Station_3 | 30 | 3.47933 | 0.136995 |
7. レポートを作成
Equal variances test、すべての Group summaries、方法、単位、標本抽出の背景を残します。ばらつきに全体として差があることを記述し、その原因まで断定しないようにします。
完了した分析で Add to report を選択します。続いて Choose individual items and advanced options を開いて表とグラフを選び、 Add to draftを選択します。非表示の項目は保存済みの分析に残ります。
レポート名を入力し、調査の目的と解釈を追加します。 Saveで保存し、 Previewで内容を確認して、 Export → Download HTMLを選択します。以下の例には、画面外の結果も含め、選択した内容全体が含まれます。