初めての分析を実行

サンプルの測定値を取り込み、分析を実行して、結果をレポートに追加します。

ガイド · 読了目安:2分

ご自身の測定データを取り込む前に、小さな例で操作の流れを確認しましょう。このガイドでは、群ごとに収集した測定値をまとめるX̄–R管理図を使用します。

アプリのコマンドとワークシートの列識別子は元の表記を保持しています。画面画像、グラフ、ダウンロードするレポートは英語です。例では英語の元の数値表記を保持しており、小数点にはピリオド、桁区切りにはカンマを使用しています。

X̄–Rのサンプルデータをダウンロード(TSV、列名は英語)

ファイルには、ミリメートル単位のシャフト直径の合成測定値125件が含まれています。各群五件、計25群のデータで、最後の四群には意図的な変化を加えています。これは学習用の例であり、お客様の製造データではありません。

1. 分析を作成

サイドバーで Process control を開き、 X̄–R Chart を選択します。分析名を入力し、 New blank worksheet 、 Create analysis の順に選択します。

作業画面には、 Worksheet 、 Inputs 、 Results 、 Help の四つのタブがあります。

2. 測定値をインポート

Worksheet で Import を選択し、ダウンロードしたTSVファイルを指定します。または、ファイルの内容を Paste tabular data に貼り付けます。 Tab (Excel) と Decimal dot を使用し、 First row contains column names にチェックを入れます。 Preview import で行の内容を確認し、 Import into worksheet を選択します。

群IDとシャフト直径の測定値(単位:ミリメートル)を含む英語のワークシート。
インポートした英語ワークシートには125件の測定値があり、五件ずつ25群に分けられています。合成のサンプルデータです。 画像を原寸で表示 (新しいタブで開きます)

3. 列と判定ルールを指定

Inputs を開き、 By subgroup ID を選択します。 Subgroup ID にSubgroupを、 Measurements にDiameter_mmを指定します。列は選択リストから選んでください。名前を入力するだけでは列は割り当てられません。

Western Electric / AIAG rules を開きます。添付のシャフト直径レポートを再現するには、五つの任意ルールをすべて On のままにします。対象は 7-point trend 、 6 on one side 、 14 alternating 、 2 of 3 beyond 2σ 、 4 of 5 beyond 1σ です。管理限界を超える点の判定も適用されます。

4. 分析を実行

Run analysis を選択し、 Results を開きます。

X̄–R管理図によるボトル充填のガイドは、mL単位の35群を使用する別の例です。以下のレポートと比較するときは、このクイックスタートのシャフト直径データと設定を使用してください。

5. 完了した分析を確認

まず Range chart (R) を確認します。この例では、25群の範囲はいずれも異常として検出されていません。次に Mean chart (X̄) を確認します。最後の四群、22–25の平均値が上側管理限界を超えています。意図的に加えた変化によって平均直径が変わっていますが、範囲の管理図では群内の散らばりに異常は検出されていません。

レポートにはルールに関する記録が30件表示されます。同じ群に複数の記録が対応する場合もあります。これらは原因を調べるためのシグナルであり、不良シャフトが別々に30本あるという意味ではありません。管理限界はこのサンプルの挙動を表すもので、設計上の合否判定に用いる規格限界ではありません。 Inputs & data used では、その分析時に保存された測定値と設定を確認できます。

後で分析に戻るには、サイドバーの Analyses を開き、セッションブラウザから分析を選択します。

シャフト直径とゲージの繰り返し性の分析例を一覧表示した英語のセッションブラウザ。
英語のセッションブラウザから分析を再び開きます。ここに示す二つの分析はいずれも合成のサンプルデータを使用しています。 画像を原寸で表示 (新しいタブで開きます)

6. レポートを作成

X̄–Rの両方の管理図と関連する表を残します。サンプリングの背景と、調査した内容を追加しましょう。

完了した分析で Add to report を選択します。続いて Choose individual items and advanced options を開いて表とグラフを選び、 Add to draftを選択します。非表示の項目は保存済みの分析に残ります。

レポート名を入力し、調査の目的と解釈を追加します。 Saveで保存し、 Previewで内容を確認して、 Export → Download HTMLを選択します。以下の例には、画面外の結果も含め、選択した内容全体が含まれます。

このレポートはアプリで生成されており、内容は英語です。 シャフトの合成測定データ:要約、限界、各群の値、シグナルの詳細、平均と範囲の両管理図を含む英語レポートです。 レポートの数値は、アプリの表示桁数に合わせています。エクスポートされたグラフは静的なグラフです。画面幅が狭い場合は、幅の広いグラフや表を横にスクロールできます。
レポートの例を見る: X̄–R管理図

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