比率を基準値と比較

事象数と試行数を使い、指定した事象の比率を検定します。

ガイド · 基本統計 · 読了目安4分

アプリのコマンド名、ワークシートの識別子、サンプルデータの値は原文のまま表示されます。スクリーンショット、グラフ、ダウンロードファイルは英語です。例では英語の元の数値表記を保持しており、小数点にはピリオド、桁区切りにはカンマを使用しています。

例: 初回スキャンでのラベル読み取り

標準のプリンター設定で処理した異なる300箱のうち、282枚のラベルが初回のスキャンで読み取れました。

参照用の件数データをダウンロード(CSV、列名は英語)

Help と同じ例を使用しています。CSVには、Inputs に手入力する参照用の件数が記録されています。インポートしても、この計算ツールは設定されません。Helpの Open example in a practice copy で、件数をあらかじめ入力できます。

1. ワークスペースを作成

サイドバーで Basic Statistics を開き、Proportions を選択します。分析を作成して名前を入力し、New blank worksheet を選んで、Create analysis を選択します。

2. 件数を入力

Inputs で、Test type に One proportion を選択します。Number of events (x) に 282、Number of trials (n) に 300 を入力します。Hypothesized proportion (p₀) に 0.95 を入力します。ここでの事象は、初回のスキャンで読み取れたことであり、読み取れなかったラベルではありません。件数を整数で入力します。ワークシートの列は割り当てません。

3. 検定を設定

Significance level (α) に 0.05 を入力します。検定は両側です。この分析では、読み取り率を95%と比較して検定します。

Proportions: 例の列の割り当てと設定を表示したInputs画面
入力した事象数、サンプルサイズ、適用中の検定設定を示す英語のInputs画面。 画像を原寸で表示 (新しいタブで開きます)

4. 分析を実行

Run analysis を選択し、Results を開きます。

5. 結果を解釈

  1. 数える事象を定義

    事象は、ラベルが初回のスキャンで読み取れたことです。試行数は、検査した異なる箱の数です。この比較では、標準設定の標本である300箱のみを使用します。

  2. 比率を確認

    300枚中282枚のラベルが読み取れたため、比率は94%です。標本の比率は95%の基準値より一パーセントポイント低くなっています。この観測された差だけでは、母集団の比較について結論は出せません。

  3. 検定結果を確認

    両側p値は0.4268です。この分析では、5%水準で95%との差は確認できません。また、95%の要求を満たしていると認定するものでもありません。

  4. 結果の使い方を判断

    推定した読み取り率を、運用上の要求と読み取れないラベルによるコストと比較します。変化をプリンター設定の影響と考える前に、サンプリングとスキャンの条件を確認します。

詳細:各結果セクションを確認

完全な結果表は、Helpと同じく有効数字六桁で表示されます。

一つの比率のz検定

z統計量は比率の比較を標準化した値で、p値は正規近似を使って指定した帰無仮説を検定します。有意水準αは0.05、対立仮説は両側です。標本比率は、入力した件数から求めた割合です。帰無仮説の比率は基準値0.95です。観測された比率がそれより低いため、z統計量は負になります。

一つの比率のz検定 · 6行
統計量値
z統計量-0.794719
p値0.426777
α0.05
対立仮説両側
帰無仮説の比率(p₀)0.95
標本1の比率0.94
  • 0.95との差は有意ではありません(p=0.427)

件数の要約

成功数は初回のスキャンで読み取れたラベルの数、試行数はその標本で検査したすべての箱の数です。割合ではなく、整数の件数です。標本にはそれぞれ異なる箱を使用しており、対応付けやワークシートの列の割り当ては行いません。

件数の要約 · 1行
標本成功数試行数
標本282300

6. レポートを作成

One-proportion z-test と Summary counts の全体に加え、事象の定義と標本の識別情報を残します。有意差がないことは、基準値を満たす認定にはならないと明記します。

完了した分析で Add to report を選択します。続いて Choose individual items and advanced options を開いて表とグラフを選び、 Add to draftを選択します。非表示の項目は保存済みの分析に残ります。

レポート名を入力し、調査の目的と解釈を追加します。 Saveで保存し、 Previewで内容を確認して、 Export → Download HTMLを選択します。以下の例には、画面外の結果も含め、選択した内容全体が含まれます。

このレポートはアプリで生成されており、内容は英語です。 このHelp例でアプリが出力した全内容。該当する表、グラフ、分析時の注記を含みます。 レポートの数値は、アプリの表示桁数に合わせています。エクスポートされたグラフは静的なグラフです。画面幅が狭い場合は、幅の広いグラフや表を横にスクロールできます。
レポートの例を見る: 標準設定でのラベル読み取り率を95%と比較

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