数値の測定結果を要約

数値列の中心、ばらつき、分布の形状を確認します。必要に応じて群別にも要約できます。

ガイド · 基本統計 · 読了目安4分

アプリのコマンド名、ワークシートの識別子、サンプルデータの値は原文のまま表示されます。スクリーンショット、グラフ、ダウンロードファイルは英語です。例では英語の元の数値表記を保持しており、小数点にはピリオド、桁区切りにはカンマを使用しています。

例: ゾーン別の梱包時間

三つの梱包ゾーンから各30件、計90件の注文を記録しています。各注文につき三つの数値測定項目があります。

サンプルデータをダウンロード(CSV、列名は英語)

ツールのHelpでも同じ例を使用しています。CSVをインポートして手順を進めるか、HelpのOpen example in a practice copyで入力をあらかじめ設定できます。

1. ワークスペースを作成

サイドバーでBasic Statisticsを開き、Display Descriptive Statisticsを選択します。分析を作成して名前を入力し、New blank worksheetを選んで、Create analysisを選択します。

2. サンプルデータをインポート

上のCSVをダウンロードし、ワークシートにインポートします。区切り文字にComma、小数点にDotを選び、First row contains column namesにチェックを入れます。

3. 入力列を割り当て

InputsでVariableを開き、packing_time_sを選択します。Display name (optional)にpacking_time_sを入力します。Summarize by groupsにチェックを入れ、Grouping variable (optional)にpacking_zoneを割り当てます。

4. 要約とグラフを設定

Trimming proportion per tailに0.05を入力します。これは両端からそれぞれ5%を除く指定です。Plot optionsを開き、Include histogram、Include boxplot、Include individual value plotにチェックを入れます。

Display Descriptive Statistics: 例の列の割り当てと設定を表示したInputs画面
分析実行前の英語のInputs画面。例の列の割り当てと設定を示しています。 画像を原寸で表示 (新しいタブで開きます)

5. 分析を実行

Run analysisを選択し、Resultsを開きます。

6. 結果を解釈

  1. 要約の対象を確認

    データは、三つの梱包ゾーンから各30件、計90件の注文を含み、測定値の欠測はありません。群別の表ではゾーンを分けて示しています。三つのグラフはいずれも90件の注文をまとめています。

  2. 中心を確認

    全体の平均は150.57 s、中央値は152.90 sです。平均は値の合計を件数で割ったもので、中央値は大きさ順に並べた値を半分に分ける位置を示します。

  3. ばらつきを確認

    標準偏差は45.24 sです。これは注文間の変動を表すもので、平均の不確かさではありません。ゾーンを比較する前に、範囲と四分位数も併せて確認します。

  4. ゾーンを比較

    ゾーン別の平均は、Mixed_ordersが147.40 s、Accessoriesが163.90 s、Small_partsが140.42 sです。各ゾーンには30件の注文があります。全体平均には、これらの異なる注文構成が混在しています。

  5. ヒストグラムを確認

    各棒は、その値の区間に入る注文の件数を示します。横軸は測定単位で読み、全体の形状とばらつきを確認します。これは観測された件数であり、今後の注文についての確率を示すものではありません。

    packing_time_s — 英語のヒストグラム
    全90件の注文の梱包時間(秒)を示す英語のグラフ。三つの梱包ゾーンをまとめています。 グラフを原寸で表示 (新しいタブで開きます)
  6. 箱ひげ図を確認

    箱は測定値の中央の半分を含み、箱の中の線は中央値を示します。観測値の範囲は59.90–252.50 sで、1.5 × IQRのフェンスを超える値はありません。フェンスはこの標本の特徴を表すもので、お客様の受入限界ではありません。

    packing_time_s — 英語の箱ひげ図
    全90件の注文の梱包時間(秒)を示す英語のグラフ。三つの梱包ゾーンをまとめています。 グラフを原寸で表示 (新しいタブで開きます)
  7. 個々の値を確認

    各点は一件の注文を表します。測定値の軸に沿って値を大きさ順に並べ、縦方向の間隔で点を分離しています。このグラフは、収集順序もゾーン別の分布も示していません。

    packing_time_s — 英語の個別値プロット
    全90件の注文の梱包時間(秒)を示す英語のグラフ。三つの梱包ゾーンをまとめています。 グラフを原寸で表示 (新しいタブで開きます)
  8. 次の比較を選択

    あるゾーンの平均時間が長い理由を作業者に求める前に、注文の規模と梱包の要件を比較します。

詳細:各結果セクションを確認

完全な結果表は、Helpと同じく有効数字六桁で表示されます。

packing_time_s — 記述統計量

件数と中心:欠測のない値の数、欠測数、総数は、使用可能な値の状況を示します。平均は値の合計を件数で割った値で、中央値は大きさ順に並べた値の中央です。トリム平均は、アプリの計算規則に従って両端からそれぞれ5%を除きます。

ばらつきと不確かさ:SDは測定単位でばらつきを示し、分散はSDの二乗です。最小値、最大値、範囲は両端の値を表します。Q1とQ3は中央の半分を挟み、IQRはその差です。標準誤差は平均の不確かさを表すもので、注文間のばらつきではありません。その他の定義は「その他の記述統計量」を参照してください。

packing_time_s — 記述統計量 · 21行
統計量値
非欠測数90
欠測数0
総数90
平均150.572
中央値152.9
トリム平均150.44
標準偏差45.2425
分散2046.89
標準誤差4.76898
変動係数(%)30.0471
最小値59.9
Q1113.775
Q3185.275
四分位範囲71.5
最大値252.5
範囲192.6
合計13551.5
平方和2222650
歪度0.041393
尖度-0.917575
隣接差の二乗平均2325.34

packing_time_s — 群別の要約

群は梱包ゾーンのラベルです。nと欠測数は、使用可能な測定値と欠測値の数を示します。平均とSDはゾーンごとに要約した値です。割合と累積割合は、対象の観測値に占める割合を、表示されている群の順序で示します。作業成績を表す率ではありません。

割合の分母は欠測のない測定値です。群は、データ内で最初に現れる順に表示します。

packing_time_s — 群別の要約 · 3行
群n欠測数平均標準偏差(SD)割合累積割合(%)
Mixed_orders300147.40346.840733.333333.3333
Accessories300163.89740.405633.333366.6667
Small_parts300140.41746.415733.3333100

記述統計量の計算方法

各行は、四分位数、歪度、超過尖度の計算規則を示します。異なるソフトウェアの要約を比較する場合は、これらもレポートに残します。四分位数は、(n + 1)pの位置で補間し、端点の範囲を超える場合は端点の値を使用します。

記述統計量の計算方法 · 3行
統計量値
四分位数(n + 1)pで補間し、端点の範囲に制限
歪度調整済みFisher–Pearson
尖度偏り補正済みの超過尖度

packing_time_s — 最頻値

各行は、記録された度数が最も多い値を示します。同じ最大度数を持つ値が複数あれば、それぞれ表示します。丸めによって同じ値が繰り返し現れることもあります。最頻値は、目標設定値ではありません。

packing_time_s — 最頻値 · 3行
最頻値
144.7
157.8
174.1

packing_time_s — ヒストグラムの要約

階級数は区間の数を示し、階級幅は測定単位で示します。縦軸は度数なので、棒の高さは注文の件数です。階級の設定を変えると見え方が変わるため、グラフとともにこれらの設定を残します。

packing_time_s — ヒストグラムの要約 · 3行
統計量値
ビン数12
ビン幅20
尺度度数

packing_time_s — 箱ひげ図の要約

Q1、中央値、Q3は、大きさ順に並べた値の位置を示します。IQRはQ3からQ1を引いた値です。フェンスはQ1から1.5 × IQRを引いた値と、Q3に1.5 × IQRを加えた値で、ひげはフェンス内にある最も端の観測値まで伸びます。フェンスの値は、物理的に取り得るデータ範囲の外になる場合があります。受入限界ではありません。

packing_time_s — 箱ひげ図の要約 · 8行
統計量値
下側ひげ59.9
Q1113.775
中央値152.9
Q3185.275
上側ひげ252.5
IQR71.5
下側フェンス6.525
上側フェンス292.525

その他の記述統計量

変動係数は、平均に対するSDの割合を百分率で示します。合計と平方和は算術的な集計値です。歪度は非対称性を、超過尖度は分布の裾の形状を表します。隣接差の二乗平均はワークシート内で隣り合う値を使用するため、行の順序に依存します。アプリの四分位数とトリミングの計算規則は、記述統計量の計算方法に記載されています。

7. レポートを作成

全体のDescriptive statistics、Group summaries、Modes、計算方法、ヒストグラムの設定、箱ひげ図の要約、三つすべてのグラフを残します。単位を含め、グラフでは全ゾーンをまとめていることを説明します。

完了した分析で Add to report を選択します。続いて Choose individual items and advanced options を開いて表とグラフを選び、 Add to draftを選択します。非表示の項目は保存済みの分析に残ります。

レポート名を入力し、調査の目的と解釈を追加します。 Saveで保存し、 Previewで内容を確認して、 Export → Download HTMLを選択します。以下の例には、画面外の結果も含め、選択した内容全体が含まれます。

このレポートはアプリで生成されており、内容は英語です。 このHelp例でアプリが出力した全内容。該当する表、グラフ、分析時の注記を含みます。 レポートの数値は、アプリの表示桁数に合わせています。エクスポートされたグラフは静的なグラフです。画面幅が狭い場合は、幅の広いグラフや表を横にスクロールできます。
レポートの例を見る: 梱包時間をゾーン別に要約

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