タイプ1ゲージ調査を実行

一つの基準部品を繰り返し測定し、測定値のばらつきと偏りを公差と比較します。

ガイド · 測定システム(MSA) · 読了目安:4分

アプリのコマンド名、ワークシートの識別子、サンプルデータの値は原文のまま表示されます。スクリーンショット、グラフ、ダウンロードファイルは英語です。例では英語の元の数値表記を保持しており、小数点にはピリオド、桁区切りにはカンマを使用しています。

例: 長さ比較測定器

一人の測定者が、一回の測定セッション中に同じ25.000 mmの基準ブロックを取り外して置き直し、50回測定します。この比較測定器は、24.950–25.050 mmと規定されたスペーサーに使用する予定です。

長さ比較測定器のサンプルデータをダウンロード(CSV、列名は英語)

Help で使用している例と同じです。measured_length_mm にはmm単位の測定値が入っています。reference_mm と reference_id は基準ブロックを記述し、固定の基準値はInputsで入力します。

1. 分析を作成

サイドバーで Measurement systems を開き、Cg / Cgk (Type 1) を選択して分析名を入力します。New blank worksheet と Create analysis を選択します。

2. データをインポート

Worksheet で Import を選択します。ダウンロードしたファイルを選ぶか、その内容を貼り付けます。区切り文字を Comma、小数点記号を Decimal dot に設定し、First row contains column names にチェックを入れます。インポート内容をプレビューし、Import into worksheet を選択します。測定値はすべて残します。

3. 入力列を割り当て

Inputs で列選択を開き、measured_length_mm を Measurements に割り当てます。Trial ID (optional) は割り当てません。

4. 基準値と規格限界を設定

Lower specification limit (LSL) に24.950、Upper specification limit (USL) に25.050、Reference value に25.000を入力します。単位はすべてmmです。規格幅は0.100 mmです。

Cg / Cgk (Type 1): 例の列の割り当てと設定を表示したInputs画面
英語のInputs画面:繰り返し測定した長さ、未割り当ての試行ラベル、規格限界、基準値。 画像を原寸で表示 (新しいタブで開きます)

5. 分析を実行

Run analysis を選択し、Results を開きます。

6. 結果を解釈

  1. 調査を理解する

    一人の測定者が一つの基準ブロックを繰り返し測定した50個の値です。この調査では、測定値のばらつきと、25.000 mmに対する平均的なずれを区別します。

  2. CgとCgkを確認

    Cg≈1.982は、0.100 mmの公差の20%を、繰り返し測定値の標準偏差(SD)の六倍と比較します。Cgk≈1.542は、基準値からの平均の偏りも考慮するため、より低くなります。1.33の区分は、アプリの報告ルールです。合否判定は、使用目的と要求事項に従う必要があります。

  3. ずれの方向を確認

    測定値の平均は25.0022 mmで、25.000 mmの基準値より約0.00222 mm高くなっています。このセッションでは、比較測定器が高めに示しています。中間値の表は偏りの絶対値を示すため、平均から基準値を引いて方向を確認します。

  4. 結論の適用範囲を限定

    アプリはCgkを≥1.33の区分に分類します。これは、一人の測定者、一つの基準寸法、一回の測定セッションについて、0.100 mmの規格幅を使った結果です。基準値と測定条件を確認し、結論を広げる前に、他の寸法や測定者を別途評価します。

詳細:各結果セクションを確認

完全な結果表は、Helpと同じく有効数字六桁で表示されます。

ゲージ能力指数

Cgは1.982、Cgkは1.542です。Cgkが低いのは、ばらつきに加えて基準値からのずれを反映するためです。アプリはCgkを≥1.33のしきい値区分に分類します。これは一つの基準寸法におけるタイプ1の結果であり、測定システム全体の認証ではありません。

ゲージ能力指数 · 2行
統計量値式
Cg1.9821Cg = 0.2·TOL / (6·s)
Cgk1.54208Cgk = (0.1·TOL − |x̄ − ref|) / (3·s)
  • Cgkのしきい値区分:≥ 1.33。

タイプ1調査の中間値

50回の測定で、平均は25.0022 mm、標本標準偏差(SD)は0.001682 mmです。平均は25.000 mmの基準値より0.00222 mm高くなっています。表には偏りの絶対値が記載されるため、平均から基準値を引いて方向を確認します。規格幅は0.100 mmです。

タイプ1調査の中間値 · 5行
統計量値
測定数(n)50
平均(x̄)25.0022
標本標準偏差(s)0.00168171
偏りの絶対値 |x̄ − 基準値|0.00222
規格幅(USL − LSL)0.1

7. レポートを作成

Gauge capability indices と Type 1 study intermediates を残します。基準ブロック、0.100 mmの規格幅、測定者、測定条件を記録します。結論の適用範囲は、この基準寸法と測定セッションに限定します。

完了した分析で Add to report を選択します。続いて Choose individual items and advanced options を開いて表とグラフを選び、 Add to draftを選択します。非表示の項目は保存済みの分析に残ります。

レポート名を入力し、調査の目的と解釈を追加します。 Saveで保存し、 Previewで内容を確認して、 Export → Download HTMLを選択します。以下の例には、画面外の結果も含め、選択した内容全体が含まれます。

このレポートはアプリで生成されており、内容は英語です。 このHelp例でアプリが出力した全内容。該当する表、グラフ、分析時の注記を含みます。 レポートの数値は、アプリの表示桁数に合わせています。エクスポートされたグラフは静的なグラフです。画面幅が狭い場合は、幅の広いグラフや表を横にスクロールできます。
レポートの例を見る: 使用前に長さ比較測定器を確認

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